シャラポアに2年間の出場停止処分 このまま引退してほしくない [スポーツNEWS]
2016年 06月09日 01時00分提供元:読売新聞 【この記事を読む】
シャラポワ、2年間の出場停止に…禁止薬物陽性
「 【ロンドン=風間徹也】国際テニス連盟(ITF)は8日、禁止薬物のメルドニウムに陽性反応を示して暫定的な出場停止処分となった女子シングルス元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ選手(29)(ロシア)に、2年間の出場停止処分を科すと発表した。ロシア連盟はリオデジャネイロ五輪代表に選出する意向だったが、出場は絶望的となった。シャラポワ選手は同日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を明らかにした。
シャラポワ選手は、1月の全豪オープンで採取された検体が陽性反応を示した。血流不全(虚血)などの治療に用いられるメルドニウムは、持久力や競技力向上につながる可能性があるとして、今年から禁止薬物リストに加えられていた。」
http://blog.fujitv.co.jp/goody/E20160308001.html
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迒(あしあと)
スポーツに政治を持ちこまない。
オリンピック憲章には
NOCは、自らの自主性を保持し、オリンピック憲章の遵守を妨げる恐れのある政治的、宗教的、経済的などを含むあらゆる種類の圧力にも抗しなければならない。
引用元:http://www.joc.or.jp/olympism/charter/chapter4/31_32.html
と、あります。
かつて、ナチスドイツがオリンピックを国威高揚のため政治利用したり、東西冷戦下でのモスクワ、ロス五輪ボイコット合戦などの苦い過去があるからです。
現在ロシアは、2014年のクリミア進攻以降、世界から孤立しており、先立ての伊勢志摩サミットにもG8でありながら参加できませんでした。
今回問題となった「メルドニウム」なる薬物ですが、旧ソビエトで開発された血流を改善する薬で、旧ソビエト軍の兵士の持久力を向上させるために用いられてきた歴史があり
日本も含めた西側諸国では流通していないのだそうです。
このことからロシアだけをターゲットにしている、との見方があり、事実ここ最近のロシアのドーピング違反の大半はこの「メルドニウム」だと言うことです。
このまま引退もあるかも
シャラポア選手は現在29歳。2年間の国際大会出場停止が解除された時には31歳です。
プロテニスプレイヤーの平均引退年齢が30歳前後だと言うことを考えればこのまま「引退」してしまうこともあり得なくはありません。
もし、引退といことになり、「ロシアの妖精」とまで言われた、あの美貌と勇姿を見る機会を逸することになれば、本当に残念でなりません。
http://mariasharapova.livedoor.biz/archives/2006-07.html
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